院長ブログ

tel_sp.png
ご予約はこちら

2008.10.30更新

081030_005701 081030_005802

今月に入ってから、受付けに「デジタルフォトフレーム」という写真のようなものを設置しました。
設置といっても、置いて電源を入れただけなんですけどね[E:coldsweats01]
本来は何に使うものかご存知の方も多くなってきたかと思いますが、本当は家族や動物の写真データをファイルとして入れ、それをインテリアとして楽しむという目的?の製品です。

でも、この製品にパソコンのパワーポイントで作ったデータをJPEG形式で保存して表示すると、スライドショーのようにして病院のニュースが流されます。今のところ、臨時休診日のご案内や病院のHPの案内、パピー教室の開催のご案内などが中心ですが、スタッフ紹介や面白いニュースなんかもアップしていければいいなぁ~って思っています。

最近はこういうったデジタル製品が色々できてきて、我々の仕事に役立つものも多いです。次なる野望は、診察のインフォームドコンセントにパソコンを使いこなす事です!!![E:shine]
小さめのノートパソコンがかなり安くなってきたので、今は本を使ってお話していることを、よりわかりやすく、きれいな画像をお見せしながらお話できるようになるのではないかと期待しています。まだもう少し時間はかかるかと思いますが、「乞うご期待[E:flair]」ってことで…。

投稿者: 西京極どうぶつ病院

2008.10.27更新

動物病院のブログで「カゼの治療」とか書いたら、普通は動物の治療を思いつかれることでしょうね[E:coldsweats01]
でも、実は今回のネタは自分(人間)が風邪を引いたときの話です。。。

この仕事で頑張って飼い主さんに病気の説明をしすぎているせいか、よく喉が枯れたり、風邪を引いて喉が痛くなったりします。そんな時にいいのがこれ(下記の写真)

Stat2_10 Stat22_15

赤外線レーザー装置による炎症部位の痛みの緩和治療とネブライザーによる喉の粘膜の保護・薬液の塗布 です。

あとは、ポカリスエットをいっぱい飲んで、温かくしてゆっくり寝る!!!
まぁ、ゆっくり寝れないことも多いので、なるべく安静にするようにするとか、どうしてもの時には消炎鎮痛剤を使ったりもします。

「仔犬のケンネルコフ」や「仔猫の鼻気管炎」みたいな風邪様の症状でもこういう治療は効くんだと思いますが、じっとしていてくれないとちょっと難しいというのがネックです。

寒い季節になってきましたので、動物だけでなく人間も体調管理にはくれぐれもお気をつけ下さい。。。

投稿者: 西京極どうぶつ病院

2008.10.19更新

今日は朝イチで大阪府立大学で行なわれた獣医三学会(近畿地区)に参加し、症例報告を行なってきました。

Title

以前経験した砂状異物による腸閉塞の犬の報告で、外科に踏み切るタイミングに迷った症例だったため、経験豊富な諸先輩獣医師から色々とご意見をうかがえればと思ったためだ…。
結果、あまり多くの意見はいただけなかったのだが、実際に同様の症例の経験をされた先生もおられ、外科に踏み切ったり、数日の経過を対症療法でしのいで内科治療で治まったりしたケースもあるようだった。
たまたま会った大学時代の後輩の勤める病院で、ちょうど同様のケースが先週あったらしく、「めっちゃタイムリーでしたよ!」なんていう話ができたのが印象的だった。

今日の学会に参加しての収穫は、、、
「犬の急性膵炎の予後因子についての分析」だったかと思う。

急性膵炎は比較的よく遭遇する疾患だが、診断に時間がかかったり、治療法や反応も色々で、重度な場合は命に関わる可能性も十分にある。
今日の発表で印象に残った内容は、高齢だと死亡率が高い、高窒素血症や低血糖があると死亡率が高い、早期に蛋白分解阻害剤や輸血により治療を行なう、などであった。

他にも色々と興味深い発表はありましたが、今日はこの辺で…。
明日からのお仕事に役立てられればと思います。

投稿者: 西京極どうぶつ病院

2008.10.11更新

ここ最近、新規のリンパ腫症例が続いています。
といっても、犬の多中心型リンパ腫が2例と猫の縦隔型リンパ腫が1例という程度ですが…。
いずれの方も抗がん剤を用いた化学療法に積極的で、やれるだけのことはやってやりたいという素晴らしい考え方の持ち主で、そう言われるとこちらも何とかうまく長生きさせてやりたいという意欲が湧いてきます。当然、あまり抗がん剤をやりたくないといわれても、その中で最良の道を探す努力を怠った事はないんですけどね。

犬にも猫にもリンパ腫という病気は非常に多く、他の腫瘍に比べると抗がん剤が比較的よく効いてくれるという特徴もあるため、この病気の治療は腫瘍内科の知識を総動員して戦う疾患かと思っています。様々な抗がん剤をうまく使って、なるべく少ない副作用でなるべく効果的にがん細胞をやっつける方法を考えなければなりません。指標になるプロトコールがあるのでそれにのっとって、あとは個々の病態をみながらの微調整をしていきます。

患者さんに「ありがとうございました。」と言ってもらえる日がくるまで、精一杯の努力をしていきたいと思います!!!

投稿者: 西京極どうぶつ病院

2008.10.03更新

先日、ネットで見つけた情報で興味深いものがありました。
~明治安田生命 全国同姓調査を実施~というもので、全国・都道府県別の名字の統計みたいな感じの情報です。

www.meijiyasuda.co.jp/profile/release/2008/pdf/20080924.pdf

私(院長)はご存知の通り、ありきたりな「山田」という名字です。山田が一番多い名字ではないことは以前から知っていましたが、何位なのかまでは知りませんでした。何位だったと思います???
実は全国的には「第12 位 山田 約82 万人」という結果でした。
京都府内に限っていうと、1位から順に「( )内は全国平均」、
1位 田中(4) 1.57%
2位 山本(9) 1.40%
3位 中村(7) 1.11%
4位 井上(16) 0.85%
5位 山田(12) 0.79%
という結果で、まぁこんなもんかなという第5位という結果。
ただ、京都府は全国平均とはかなり異なる状況でした。

ちなみに、姓の御三家は、「佐藤」さん、「鈴木」さん、「高橋」さん となっていました。
京都って特殊な地域なんですかねぇ…。

最近、「へぇ~」って思ったお話でした。。。

投稿者: 西京極どうぶつ病院

SEARCH

ARCHIVE

CATEGORY

kyotoAR京都府夜間動物救急センター
Eparkcalooペットペットポータルシステム
ご予約はこちら