院長ブログ

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2008.11.27更新

今日の午前中に、膀胱結石の犬がやってきました。
一昨日から排尿困難で、昨夜、夜間病院にて緊急治療をしたとの事。

当院には一度もかかったことのない人だったが、状況を詳しく聞き、尿道閉塞解除のためと再発予防を目的として即日手術をすることにしました。
実はこの犬、片側の潜在精巣(陰睾)があり、さらにはそれが腫瘍化している様子。。。術前検査で肝臓の値が高いこともあったこともあって、より精密に腹部エコーを行なったところ、胆石なんかも持っていました。

とりあえず、今回は泌尿生殖器系の治療という事で手術を行なったのがこの写真です。

Dscf2433 このような大小の結石が膀胱内にあり、注意してひとつ残らず摘出しました。今後は、結石分析の結果もふまえた上で、再発予防のために食事療法が必要になると思われます。

寒くなってきたので、膀胱炎や尿道閉塞、慢性腎不全などが多くなってくる時期です。
動物たちの体調管理にはくれぐれもお気をつけ下さい。

投稿者: 西京極どうぶつ病院

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