院長ブログ

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2008.01.10更新

先日、右心房から左心房にまたがる巨大な心臓腫瘍による右心不全の症例に出くわしました。
心臓の腫瘍はかなり稀なものだと思うのですが、それが右心房内をほぼ占拠するくらいのレベルで起こっており、状況はかなり厳しかったです。本人は腹水が溜まっている以外は割と元気で、食欲も十分!年齢や状況的に開心手術は難しいだろうと判断し、可能性にかけた抗がん剤治療の話やサプリメントの事、右心不全に対しての対症療法の話をして診察終了。
いつ症状が悪化するかわかりませんが、少しでも長生きしてくれたらいいなぁ~って思っています。

心臓病の診断は、エコーの普及(特にカラードップラー)によって昔よりもかなり精密にできるようになっていると思います。この症例も、エコーがなかったら心臓腫瘍だと言う診断はつかなかったでしょう(現実問題、当院に転院してこられるまでは何らかの右心不全としかわかっていなかったので)。診断の技術は上がりましたが、まだまだ治療に関して(特に心臓外科)は「人間の医学」ほどは進んでおらず、まだまだこれからだなぁって思います。

投稿者: 西京極どうぶつ病院

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