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巨大な猫のお話。
先日、久々にビックリするほど大きなネコちゃんが来院されました。
私が今まで見た最大級の猫は12kgだったのですが、今回の子は13.5kgでした。。。
世の中にはもっと大きいネコちゃんもいるのだと思いますが、10kgを超えるというのは
そうそうお目にかかるものではありません。

今回のこの巨大な猫の主訴は便秘でした。
トイレに入って踏ん張っても便が出ないという状況で、巨大結腸症という病名になるかと思います。
今回はまず内科的な治療で対応してみましたが、繰り返すようなら結腸切除術を行なって、
便が大きく硬くならないうちに出せるような外科的な治療が必要になってきます。
巨大結腸症の原因は様々ですが、肥満によって起こってくることもよくあります。
皆さんも肥満には要注意です!!!


日中は春らしい陽気になってきましたが、夜はまだまだ冷えますよね。
体調を崩さないよう、人も動物も注意が必要かと思います。
投稿者 西京極どうぶつ病院 (2010年6月 4日 13:34)
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膀胱結石(尿道結石による尿道閉塞)~おそらくシュウ酸カルシウム~

今日の午前中に、膀胱結石の犬がやってきました。
一昨日から排尿困難で、昨夜、夜間病院にて緊急治療をしたとの事。

当院には一度もかかったことのない人だったが、状況を詳しく聞き、尿道閉塞解除のためと再発予防を目的として即日手術をすることにしました。
実はこの犬、片側の潜在精巣(陰睾)があり、さらにはそれが腫瘍化している様子。。。術前検査で肝臓の値が高いこともあったこともあって、より精密に腹部エコーを行なったところ、胆石なんかも持っていました。

とりあえず、今回は泌尿生殖器系の治療という事で手術を行なったのがこの写真です。

Dscf2433 このような大小の結石が膀胱内にあり、注意してひとつ残らず摘出しました。今後は、結石分析の結果もふまえた上で、再発予防のために食事療法が必要になると思われます。

寒くなってきたので、膀胱炎や尿道閉塞、慢性腎不全などが多くなってくる時期です。
動物たちの体調管理にはくれぐれもお気をつけ下さい。

投稿者 西京極どうぶつ病院 (2008年11月27日 02:39)
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第29回動物臨床医学会年次大会に参加してきました。

29th_title

昨日・今日とまるまる2日間にわたり、大阪国際会議場(グランキューブ大阪)で行なわれた第29回動物臨床医学会年次大会http://www.dourinken.com/taikai.htmに参加してきました。

参加とはいっても、基本的には運営スタッフでもあるため、会場係のお仕事をはじめ、自分の発表症例報告の座長 などもありあっという間の2日間でした。
企業の展示ブースも大変充実しており、最新の医療機器や器具の展示・説明なども受けてきました。
土曜日の夜は大学の同級生6人で集まってプチ同窓会も開催しました。
久しぶりに会う友達もいたので、とても楽しいひとときを過ごす事ができました。
今回、面白かったセミナーの情報に関しては、また後日アップしたいと思っています。。。

話は変わりますが、、、
金曜日の夜に病院のすぐ向かいの喫茶店の裏の家で「火事(ぼや程度)」があったようで、病院のすぐ向かいに消防車がいっぱい停まってビックリしました!!!
大事には至らなかった?ようで、わりと早急に落ち着いていました。

Pap_0012

これから乾燥してくる季節ですので、火の取り扱いにはくれぐれもご注意いただきたいと思う今日この頃です。

投稿者 西京極どうぶつ病院 (2008年11月17日 01:43)
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巨大な脾臓腫瘍~SURG-RX エンシールシステム大活躍!

先日、巨大な脾臓腫瘍の摘出を行ないました。
総重量700g以上で、体重の約10%にも相当する程、すさまじい大きさになっていました。

写真は摘出中のもので、腹腔内の大網という組織と癒着し、腫瘍の一部が破裂して腹腔内出血も起こしていました。手術が遅れていたら大惨事になっていたかもしれません[E:coldsweats02]
この子は術後数日で無事元気になり、病理検査の結果をみながら今後の治療方針を立てていく予定です。

このように自壊や癒着がみられる脾臓の腫瘍でも、良性の病変と非常に悪性度の高い病変とがあるため、病理検査結果が出るまでは我々獣医師も飼い主さんもドキドキです[E:sweat02]

ちなみに、この術中の写真、術者である私の横顔すごい真剣でしょ[E:scissors]写真を撮られていることにも気付かず、一心不乱に早くうまく摘出する事に集中している瞬間です。


この手術で大活躍[E:good]したのが、以前このブログでも紹介した血管シールシステムのSURG-RX(小林メディカル)です。
この装置は、血管を凝固してそのまま切開するもので、去勢・避妊手術をはじめ、脾臓摘出や腫瘍の摘出で活躍します。以前であれば、血管を分離して2本以上の結紮糸をかけて切断しなければいけなかった手間を一握りで済ませる事ができます。なおかつ、体の中に糸のような異物を残さないので(火傷のような障害はありますが、すぐに治ります)、縫合糸肉芽腫のような病変を形成する事がありません。

新しくていい機械をうまく使いこなしながら、より高度な獣医療を目指してこれからも頑張っていきたいと思います!!!

Dscf2388 Surgrx_hp

投稿者 西京極どうぶつ病院 (2008年11月 8日 11:16)
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近畿地区獣医三学会での発表~砂状異物について~

今日は朝イチで大阪府立大学で行なわれた獣医三学会(近畿地区)に参加し、症例報告を行なってきました。

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以前経験した砂状異物による腸閉塞の犬の報告で、外科に踏み切るタイミングに迷った症例だったため、経験豊富な諸先輩獣医師から色々とご意見をうかがえればと思ったためだ…。
結果、あまり多くの意見はいただけなかったのだが、実際に同様の症例の経験をされた先生もおられ、外科に踏み切ったり、数日の経過を対症療法でしのいで内科治療で治まったりしたケースもあるようだった。
たまたま会った大学時代の後輩の勤める病院で、ちょうど同様のケースが先週あったらしく、「めっちゃタイムリーでしたよ!」なんていう話ができたのが印象的だった。

今日の学会に参加しての収穫は、、、
「犬の急性膵炎の予後因子についての分析」だったかと思う。

急性膵炎は比較的よく遭遇する疾患だが、診断に時間がかかったり、治療法や反応も色々で、重度な場合は命に関わる可能性も十分にある。
今日の発表で印象に残った内容は、高齢だと死亡率が高い、高窒素血症や低血糖があると死亡率が高い、早期に蛋白分解阻害剤や輸血により治療を行なう、などであった。

他にも色々と興味深い発表はありましたが、今日はこの辺で…。
明日からのお仕事に役立てられればと思います。

投稿者 西京極どうぶつ病院 (2008年10月19日 22:42)
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